雑誌で見つけた学習方法「シンクロリーディング」を試してみました。
シンクロリーディングとは、音声を聞きながら、テキストも見て、さらに音読するという、聞く、読む、話すという3つを同時に行うものです。
まず、音声とテキストがある素材を準備します。
あまり長いと大変なので、最初は短めのものがいいと思います。
ニュースサイトの英語はそれほど難しいものがないのでお勧めです。
素材が準備で来たら、最初は聞きながら文字を目で追います。
そして、意味の分からない部分は調べてわかるようにします。
このときは日本語訳などがあれば見ても構いません。
もしテキストをプリントできるなら、あいまいな単語にはマーカーで色付けをしてもいいと思います。
また、発音がわかりにくい単語も確認しておきます。
さて、ここまでやったら、いよいよ音読です。
音声を聞きながら音読です。
このときのチェック項目は、次の段階を踏むといいそうですので、その通りにやっていきます。
- 素材と同じ速度で読むことができる
- 素材の音声に似た声の調子で読むことができる
- 素材の音声に似た間のとり方ができる
- 素材の音声に似たイントネーションで読むことができる
- 素材の音声に似たリズムで読むことができる
- 素材の音声に似た音声変換を再現することができる(連結音や脱落音)
- 素材の音声に似た発音で読むことができる
何度も同じことを繰り返すのは飽きてくるので、なるべく1回ずつ集中して行った方が効果が上がります。
集中力が途切れたときには、無理せずに気分転換してからまた行うようにします。
行う際に気を付けることとしては、ただ英語を読むことだけに集中してしまって、意味をきちんと理解できなくなってしまうことです。
文章の意味をきちんと想像しながら音読していくようにします。
シンクロリーディングによって、文章を理解する力や速度が向上し、同時に話す力もついてきます。
素材には興味のあるものを選ぶと飽きずに勉強できると思いますが、特に大人になってから英語を学習する場合にはこうした地道な積み重ねが不可欠ですので、毎日英語の時間をとってコツコツと積み上げていってください。
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