英会話を勉強し始めたという話は昔からよく聞きますが、いつの間にか途中で諦めてしまっていたり、長く学習しているはずなのにあまり上達しない人もいます。
これらの人に共通する事項のひとつが、英語の基礎力の欠落です。
中学校や高校で習う文法や品詞の種類、動詞の種類、三人称単数のs、関係代名詞、助動詞、自制などをきちんと理解しておく必要があります。
ただ英語に触れているだけで子供が覚えるように英語を覚えられます、といったことを謳い文句にしている英語教材なども見かけます。
しかし、もし本当に子供が話せるようになるのと同じようにするのであれば、毎日24時間英語漬けで、自分に対して根気強く英語で会話し続けてくれる親やそれに類するような存在が必要で、それを何年も続ける必要があります。
そんなことができる人は限られています。
大人になって第二言語としての外国語を学ぼうとすれば、理論的に物事を組み立てて理解していく必要があります。
もし英語がなかなか上達しないと感じたり、あるいは少し文書が長くなったり複雑になると理解できなくなるという人は、基礎的なことをもう一度勉強してみてはいかがでしょうか。
幸いなことに、中学・高校の英語の基礎を学びなおせる教材はたくさんあります。
オンラインで基礎知識を学んでもいいと思います。
大切なことは、遠回りと感じても基礎学習をおろそかにしないことです。
単に旅行でちょっと通じればいいというレベルなら、そこまで突き詰める必要はありませんが、英語できちんと意思疎通をして理解しあいたいと思う方は、焦らずじっくりと取り組んでいってください。
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