英語を勉強するモチベーションとして、試験への合格を目標とすることは悪いことではありません。
私も勉強を始めてから、英検3級、準2級、2級、そして準1級まで取得しました。
また、TOECも初受験で800点のスコアをとることができました。
さて、それでは英会話がどのくらいできるようになったのかというと、片言でなんとか通じるかどうかというレベルでした。
つまり、英語のテストができることと、英会話ができることは違うということを痛感しました。
その後の体験から、こうした基礎学習は意味のないことではなく、英会話のスキルを上げていくうえでは有効なことだと認識しています。
ただし、英会話はあくまでも会話の実践なくして成長しないということも、経験から理解しました。
英検準1級では、面接によるテストもあるのですが、しょせんはテスト。
対策さえしていれば難しいことはありません。
しかし、普通の英会話、つまり普通の会話ではどんな話題になるかは予測がつきませんし、事前にできる準備などたかが知れています。
英語のテストは、単語力や文法の理解度など、基礎をつくるためには非常に有効だと思います。
より複雑なことを理解したり表現するためには欠かせないものです。
企業がこうした英語試験を一定の評価基準に利用するのは、即戦力かどうかの判断だけではなく、将来の成長速度も見越してのことかもしれません。
基礎学習には時間がかかります。
コツコツと積み重ねたことに無駄なことはありません。
英語資格を取っても英会話ができないと感じている方は、とにかく英会話の実践をしましょう!
基礎がしっかりとできていれば、きっとすぐに慣れて会話ができるようになるはずです!
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