会話にはいくつかのスキルが必要ですが、相手が言っていることを正しく理解できるリスニング力は最も基本的なスキルになります。
自分のことを伝える表現は、つたない英語でゆっくり単語を並べるだけでもなんとか通じます。
しかし、相手が話していることを理解するためには、基礎的な英語力と慣れが必要です。
リスニング力を鍛える方法はいろいろありますが、私が実践した方法を紹介します。
まずは、英語のテキストがある音声データを準備します。
【参考サイト】
・NPR
初心者の方は日本語訳がついているものの方がよいかもしれません。
リーディングはある程度できる方は、完全に英語サイトのものの方がいいと思います。
また、なるべくきれいな発音のものがいいのですが、これは判断がつかないこともあります。
教材用の英語は比較的きれいな発音をしているものが多いので、興味が持てる話題を取り上げているものを探してみてください。
取り組む順番ですが、テキストは最初に見てはいけません。
- まず、音声データを何度も聞きます。この時点では日本語訳をせず、わからない部分も音のまま受け入れるように聞きます。
- 次に、何度か聞きながらそれを声に出して真似します。後追いしながら声に出す感じです。(シャドーイング)
- 可能であれば2.を録音して実際の音声と比較してみて修正します。
- 聞いている内容を文字にします。このとき、わからない単語はまだ調べず、適当なアルファベットで書いておいて、どんどん書いていきます。(ディテクテーション)
- 書き起こしたテキストと、実際のテキストを比較して、聞き取り間違えをした箇所を確認します。(意味もここで理解して、間違いを修正します)
- 修正した個所を意識しながら、再び聞きながらシャドーイングします。
これはすべて一日でやる必要はありません。
音声を繰り返し聞くのは、例えば移動中であったり、ちょっとした合間に何度も聞きます。
記憶してしまうくらい何度も聞きます。
人によって取り組むペースは異なりますが、焦らずに時間をかけてやりましょう。
興味のない素材だと、何度も聞いているうちに飽きてしまうので、聞いていた楽しいと思えるものを選択してください。
慣れないうちは、短いものでよいと思いますが、慣れてきたら少しずつ長いものにも挑戦してみてください。
気づいた時には自然と英語が耳に入ってくるようになると思います。
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