中学校の英語で、mustもhave toも「~しなければならない」と習いました。
しかし、その使い分けをきちんと知らない方も少なくないようです。
肯定文の場合、
I must study.
I have to study.
の2フレーズは、いずれも「私は勉強しなくてはいけない」という意味で同じです。
これが未来形になると、
I will have to study.
私は勉強しなくてはいけないだろう。
となります。このとき、I will must study.と言うことはできません。これは、mustとwillは助詞、haveは動詞となるためで、一つの文章に助詞は一つしか使うことができないためです。
今度は否定文にしてみます。
I must not do.
I don’t have to do.
で、一見すると同じ意味になるように見えますが、明確な違いがあります。
I must not ~ は、私は~してはいけないという意味になるのに対して、
I don’t have to ~ は、私は~しなくてよいという意味になります。
知ってしまうと簡単ですが、実際の会話で使い分けるためには、ニュアンスの違いを意識しながら何度も使って覚える必要があります。
色々なパターンを想定して表現を作り、繰り返し練習して、しっかりと自分の中に落とし込めるようにしていきましょう。
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