ウォーキング・デッドは、ゾンビだらけになった世界の終末を描いた米国のドラマシリーズです。保安官のリックだけでなく、たくさんの魅力的な登場人物たちのヒューマンドラマでもあり、極限の中で人がどのような選択をしていくのかをドキドキしながら見ています。
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今回はシーズン5エピソード4からのピックアップです。
The Walking Dead — Season 5 Episode 4 Slabtown(12:30あたりから)
病院で目覚め、まだ勝手がわからないままに手伝いをさせられるベスは、血で汚れた被服をもって洗濯室にやってきます。そこでこの病院に助けられて洗濯係をしているノアに会い、話をするシーンです。
Noah: You okay? I’m Noah. Of the Lollipop Guild.
Beth: Beth. Thanks for that.
Noah: Figured you could use a pick-me-up after this morning. Guess I should have brought the whole jar. Here, this should fit.
Beth: You know what happened with Joan? If she’d have stayed, worked for a while, couldn’t she have just left?
Noah: I haven’t seen it work like that yet.
Beth: How long have you been here?
Noah: I guess about a year. Dad and I were both pretty messed up when they found us. They said that they could only save one. For the longest time, I actually believed them. Now I get it. Dad was bigger, stronger. Would have fought back. Would have been a threat.
Beth: They left him behind on purpose?
Noah: And Dawn just looked the other way. See, she’s in charge, but just barely. And it’s getting worse. It’s why I’m out of here when the time is right. I came looking for my uncle. Gotta get back to my mom.
Beth: Where’s home?
Noah: Richmond. Virginia. We had walls. See, they think I’m scrawny.
They think I’m weak. But they don’t know shit about me. About what I am. About what you are.
【訳】
ノア「大丈夫?俺はノア。キャンディを入れた」
ベス「ベスよ。ありがとう」
ノア「今朝は大変だったかなと思って。でも、もっと持っと入れといた方がよかったかな。ほら、これが合うよ」
ベス「ジョーンに何があったか知ってる?」
ノア「ここでしばらく働いたら、彼女はここから出られるんじゃないの?」
ベス「そんな人は見たことないよ」
ノア「いつからここに?」
ベス「1年くらいかな。父と俺がとてもひどい状態だったとき彼らが俺たちを見つけたんだ。彼らは一人しか助けられないと言ったよ。長いこと信じてきたけど。今はわかる。父は大きくて、強かった。反発したら、脅威になるから」
ノア「わざと置いてきぼりにしたの?」
ベス「ドーンは見ないふりをした。かろうじてボスをやってるだけだ。さらに悪くなってるよ。だから、俺は時期が来たらここを出る。叔父を捜しに来た」
ノア「家はどこ?」
ベス「リッチモンドだ。バージニアの。壁もある。彼らは俺をひ弱ただと思ってる。俺のことを知らないんだ。俺がどんなだかね。君のことも」
I’m Noah. Of the Lollipop Guild. の Lollipop Guild は直訳するとキャンディ組合ですが、前のシーンでベスに渡された服にキャンディが入っていたので、それをしたのは自分だと言う意味です。
Figured you could use a pick-me-up after this morning. の pick-me-up は栄養剤です。 figure は考えるという意味なので、直訳すると、俺は今朝のあとで君が栄養剤を使うこともあるかなと考えた、となります。
Guess I should have brought the whole jar. の should have は~すべきだったという意味です。また、 whole jar は瓶全部、guess は推測するという意味なので、全体としては、瓶全部持っていくべきだったかもしれない、となります。
If she’d have stayed, worked for a while, couldn’t she have just left? の worked は stayed の前にある have を伴って have worked となります。疑問文の couldn’t she ~ ? は ~できないの?という意味ですが、これが could she ~ ? の場合は~できるでしょうというニュアンスになります。。
Dad and I were both pretty messed up when they found us. の messed up はひどい状態という意味のスラングです。
I get it. は、わかったというときの決まり文句です。
Would have fought back. Would have been a threat. は それぞれ He would の he を略したものです。 fight back は抵抗するという意味なので、彼が抵抗したら、脅威になるだろう、となります。
They left him behind on purpose? の on purpose は故意にという意味です。
she’s in charge, but just barely. の in charge は担当するという意味、barely はかろうじてという意味なので、彼女はかろうじて(ボスの役割を)担当している、ということになります。
it’s getting worse の get worse は悪くなるという意味なので、悪くなっていっているという意味になります。
Gotta get back to my mom. の gotta は get to なので、母のところへ戻らなくてはならない、という意味です。
they think I’m scrawny. の scrawny は痩せこけた、ガリガリという意味です。
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