ウォーキング・デッドは、ゾンビだらけになった世界の終末を描いた米国のドラマシリーズです。シーズン5の後半は、壁に囲まれた新しい街へ案内されたリックたちが、街の人々との距離感を保ちながら自分たちの居場所を確保していく展開になっています。彼らは本当に信用できるのか、本当の狙いは何なのか、ドキドキしながらドラマを見ました。
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今回はシーズン5エピソード4からのピックアップです。
The Walking Dead — Season 5 Episode 12 Remember(12:35あたりから)
壁に囲まれた街で家を与えられたリックたち。リックが家でシャワーを浴びていると住民のジェシーが訪問してきます。リックとジェシーの会話です。
Jeccie: Hey. I work in the pantry. Deanna asked me to bring these over for you and your friends.
Rick: Thank you. We’re just cleaning up.
Jeccie: I can see that. You still have some shaving cream on your chin. I’m Jessie.
Rick: Rick.
Jeccie: You know, I used to be a stylist. And 12 other things. I could give you a cut if you want.
Rick: You don’t even know me.
Jeccie: I can take care of myself.
——
Jeccie: I have two boys, Ron and Sam. Ron’s my oldest boy. He’s about your son’s age. I could introduce them. If that’s okay with you and …
Rick: It’s just me. No, that’d be– that’d be great.
Jeccie: I’m sorry.
Rick: Electricity, showers, haircuts — I never thought I’d see those again.
Jeccie: Come on. Haircuts were never going away. It’s okay if you’re not okay with this yet. That’s better.
【訳】
ジェシー「こんにちは。私はパントリーで働いる者よ。ディアナから、これをあなたたちに持っていくように頼まれたの」
リック「ありがとう。ちょうど身支度していたところで」
ジェシー「見ればわかるわ。顎にシェービングクリームがついてるから。私はジェシー」
リック「リックだ」
ジェシー「前はスタイリストをしていたの。ほかにも色々したけど。よかったらあなたの髪を切るわ」
リック「俺をよく知らないだろ」
ジェシー「自分の身くらい守れるわ」
(ヘアカットのシーンへ)
ジェシー「うちは息子が二人、ロンとサム。ロンがお兄さんで、あなたの息子さんと同じくらいの年よ。彼らを紹介するわ。あなたと奥さん……」
リック「俺は独りだ。でも、そうだな、紹介してくれ」
ジェシー「ごめんなさい」
リック「電気、シャワー、散髪……もう二度とないと思ってた」
ジェシー「よしてよ。散髪は絶対になくならないわ。すぐに慣れなくても大丈夫よ。できたわ」
Deanna asked me to bring these over for you and your friends. は ask someone to do で○○に~をするよう頼むという意味です。
I used to be a stylist. の used to は以前は~だったという表現です。また、be used to となった場合は~に慣れているという意味になります。
I could give you a cut if you want. の could は~だろうという意味なので、直訳すると、あなたが求めるなら私は散髪するだろう、という意味になります。
You don’t even know me. の even でまったく知らないということを強調していますので、君は俺のことを全く知らない、というニュアンスです。
that’d be great は、ジェシーの I could introduce them. を受けたもので、that could be great です。直訳すれば、それは素晴らしいという意味です。
I never thought I’d see those again. の I’d は I could で、私はこれらを見られるなんて決して思っていなかった、という意味です。
Haircuts were never going away. の go away は消え去るという意味で、ここでは were going と過去進行形になっているので、散髪は絶対に消え去っては行かなかった、となります。
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