ウォーキング・デッドは、ゾンビだらけになった世界の終末を描いた米国のドラマシリーズです。保安官のリックだけでなく、たくさんの魅力的な登場人物たちのヒューマンドラマでもあり、極限の中で人がどのような選択をしていくのかをドキドキしながら見ています。
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今回はシーズン3エピソード6からのピックアップです。
The Walking Dead — Season 3 Episode 6 Hounded(19:50あたりから)
ウッドベリーで生活し始めたアンドレアが、街の指導者であるガバナー(フィリップ)の部屋に入ってくるシーン。二人の関係が近くなっていく会話です。
Governor: Come in.
Andrea: I know why you want to see me.
Governor: You were told we don’t go over unless we have to.
Andrea: I just I wanted a little practice.
Governor: Fair enough. We don’t need you on the wall.
Andrea: Okay. I liked the fights. I didn’t like that I liked them.
Governor: But you did. I know.
Andrea: What? How?
Governor: Could have walked out. You started walking out. But you stayed. Just like you stayed right now to tell me that.
Andrea: Are you saying that I like you, too?
Governor: I think I’m growing on you.
【訳】
ガバナー「入れ」
アンドレア「あなたが私に会いたい理由はわかってる」
ガバナー「必要がない限り壁を超えるなと言われただろ」
アンドレア「ただちょっと訓練がしたかっただけ」
ガバナー「なるほど。警備からは外す」
アンドレア「いいわ。戦うのが好き。でもそういう自分が嫌い」
ガバナー「でも好きなんだろ。わかってる」
アンドレア「なんですって?どうして?」
ガバナー「ここから出られただろ。出ようとした。だが残った。今こうして俺と話すためにここにいる」
アンドレア「私もあなたのことが好きだと言っているの?」
ガバナー「俺が君のことを気になってるんだ」
You were told we don’t go over unless we have to. の unless は~でない限りという意味ですので、unless we have to は、もし我々がしなくてはいけないとき以外には、ということになります。
Fair enough. は、納得したという意味の決まり文句です。
We don’t need you on the wall. は、壁の上に君は必要ないという意味ですが、ここでは壁の上=警備ということです。
Could have walked out. は You could have walked out で、君は出ていくことができたという意味です。
You started walking out. の start ~ing は~を始めるという意味なので、出ていくことを始めた、つまり出て行こうとしたということです。
Just like you stayed right now to tell me that. の just like はまるで~のようだという意味なので、そのまま訳すと、まるで君が今私に伝えるためにとどまったかのようだ、ということになります。
I think I’m growing on you. の、grow on はだんだん募ってくる、だんだん好きになってくるという意味なので、俺は君がだんだん好きになってきていると思う、という意味です。
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