The Walking Dead

ウォーキング・デッドは、ゾンビだらけになった世界の終末を描いた米国のドラマシリーズです。

保安官のリックを中心に、生き延びるために身を寄せ合う人々ですが、生き残った者同士もまた互いに衝突しながら命を繋いで行きます。

エンターテインメント作品としてとても面白く鑑賞できる作品で、人の優しさ、あるいは人の怖さというところを感じることができます。

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今回はシーズン1エピソード6からのピックアップです。

The Walking Dead — Season 1 Episode 6  TS-19

CDCの地下で、研究者のジェンナーは未来を諦めてしまいました。

そして、地下で皆と共に自滅しようとします。

リックはまだあきらめるのは早いと彼を説得しようと試みます。

Rick: I think you’re lying.

Jenner: What?

Rick: You’re lying about no hope. If that were true, you’d have bolted with the rest or taken the easy way out. You didn’t. You chose the hard path. Why?

Jenner: It doesn’t matter.

Rick: It does matter. It always matters. You stayed when others ran. Why?

Jenner: Not because I wanted to. I made a promise To her. My wife.

Lori: Test subject 19 was your wife?

Jenner: She begged me to keep going as long as I could. How could I say no? She was dying. It should’ve been me on that table. I wouldn’t have mattered to anybody. She was a loss to the world. Hell, she ran this place. I just worked here. In our field, she was an Einstein. Me? I’m just Edwin Jenner. She could’ve done something about this. Not me.

Rick: Your wife didn’t have a choice. You do. That’s that’s all we want a choice, a chance.

Lori: Let us keep trying as long as we can.

【訳】

リック「嘘をついてるだろ」

ジェンナー「何だと」

リック「望みがないなんて嘘だ。だって、あんたもやめることができただろ。でも、投げ出さなかった。厳しい道を選んだ。なぜだ」

ジェンナー「放っておけ」

リック「放っておけるか。そうはいかない。仲間が逃げても、残ったのは、なぜだ」

ジェンナー「望んだわけじゃない。彼女に約束したんだ。妻に」

ローリ「T19はあなたの奥さんなの?」

ジェンナー「彼女が私にできる限り研究を続けろと言ったんだ。断れるか?彼女は死にかけていたんだ。私が死ぬべきだった。俺はどうでもいいが、彼女の死は世界の損失だった。彼女がリーダーだった。私はただここで働いていただけだ。彼女はこの分野の天才だった。私はジェンナーというただの男。彼女ならなんとかできただろう。俺では無理だ」

リック「あなたの奥さんは残念だった。でも、俺たちには選択肢がある」

ローリ「できる限り挑戦しましょう」

 

If that were true ~は、~だったらという仮定です。

 

you’d have bolted with the rest or taken the easy way out.は、直訳すると休むというボルトで締めるか、簡単に逃げることもできただろうということです。

 

 It doesn’t matter. は、関係ない、大丈夫といった決まり文句です。

 

She begged me to keep going as long as I could.beg me は頼むという意味です。keep going で立ち止まらない、as long as I could で私ができる限りという意味なので、彼女は私にできる限り立ち止まらないよう頼んだとなります。

 

She was dying. It should’ve been me on that table. の、should have been ~ で、~すべきだった、~のはずだったという意味です。on that tablethat はその前の節の She was dying のことなので、彼女は死にかけていた。それは私になるべきだった、という意味になります。

 

 In our field, she was an Einstein. の Einstein はアインシュタインのことで、天才ということを意味しています。

 

She could’ve done something about this. は、do something about this で、これについて何かするという意味なので、彼女はこれについて何かできただろうという意味になります。

 

Let us keep trying as long as we can. は、Let us ~で私たちに~させてほしいという表現になりますので、できる限り私たちに挑戦させてほしいという意味です。