私のお気に入りドラマCold Case。
迷宮入りとなっている未解決事件に挑むフィラデルフィア市警殺人課の刑事たちの活躍を描いた作品です。
毎回1話完結となっているので、どこから見始めても構いませんが、それぞれの刑事がかかえる問題も同時に描かれているので、最初から見ていくとさらに楽しさが倍増します。
Gyaoで無料配信(有料もあり)されてるので、見たことがない方はぜひご覧になってみてください。
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Season 4 – Episode 4 (シーズン4の第4話 開始直後)より
顧客の前でプレゼンをしているモリーのもとへ、夫のロジャーが、息子アヴォンと娘アイリスをつれてやってきます。
ベビーシッターが来ず、仕事に行かなければいけない夫が連れてきたところです。
Roger : Sitter’s sick again. I’ve got to be in court.
Molly : Roger, you can’t be serious.
Roger : Think your secretary can keep an eye on ‘em for a minute or two?
Molly : You know how fussy the baby gets with other people. I’m in the middle of a presentation here.
Roger : And my clients gets 20 years to life if I don’t show up.
Molly : Okay. Who can be quiet the longest?
Devon : Not her. That’s for sure.
Roger : Maybe you can help out your little sister. What do you say, buddy?
Devon : Okay.
Molly : Okay, okay, get out of here before I change my mind.
Roger : Okay. What would we do without you?
Molly : Fall utterly to pieces? Knock ‘em dead.
Roger : You,too.
Molly : Okay. Piece of cake.
【訳】
ロジャー「また子守が病気だ。法廷に行かなくちゃいけないんだ」
モリー「ロジャー、困るわ」
ロジャー「秘書に見てもらえないか」
モリー「子どもはうるさくてだめだってわかるでしょ。大事なプレゼンの真っ最中よ」
ロジャー「法廷に出ないと依頼人は20年の刑だ」
モリー「わかったわ。静かにしていられる? 」
デヴォン「赤ちゃんは無理」
ロジャー「妹の世話、手伝えよ。どうだ」
デヴォン「わかったよ」
モリー「行って、私の気が変わらないうちに」
ロジャー「ありがとう。頼りになるよ」
モリー「わかればいいの。頑張って」
ロジャー「君も」
モリー「楽勝よ」
ロジャーはモリーに感謝しながら「What would we do without you?」と言っています。これは、直訳すれば「君がいなかったら僕たちはどうしているか」ということです。
これに対してモリーは「Fall utterly to pieces」と返します。Fall to piecesはバラバラになる、崩れるといった意味で、「そうだったら完全にバラバラね」ということです。
また、息子には「What do you say, buddy?」と言っています。buddyはお前ということで、妹を面倒見てねということに対して、ちゃんとやれよといったニュアンスで使われています。
モリーは最後に「Piece of cake.」と言って仕事に戻ります。あ、このフレーズはこういう風に使えばいいんだなとわかるシーンですね。
字幕だけを眺めているとわからないことも、スクリプトとあわせてみるとわかることがたくさんあります。
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