chasinglife

米国の人気ドラマ「Chasing Life(邦題:マイ・ライフ~私を素敵に生きた方法~」は、ガンと戦う主人公とその家族や親友、恋人などの物語です。

16話目では、エイプリルらしさが戻ってきて、家族それぞれの人生が良い方向へと変わっていく兆しが見られます。

益々目が離せなくなってきました。

→ Gyao マイ・ライフ~私をステキに生きた方法~

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今回は、Season 1 Episode 16の会話シーン(6:00あたり)からのピックアップです。

彼氏(レオ)とのセックスについても医者に相談し、ベスにもその悩みを打ち明けると、ベスが大量のコンドームをエイプリルのかばんに詰め込みます。

会社のエレベータの前で、自分のバッグからコンドームがはみ出していることに気づいたエイプリルは、慌てて両手で隠してエレベータに乗り込みます。

一緒にエレベータに乗ってきたのは同僚のダニーと、元彼のドミニクです。

そんなとき、両手をバッグから離せないエイプリルの携帯電話が鳴り始めます。

3人のなにげない会話です。

April: Morning.

Danny: Cool ring tone. Now answer it.

April: There’s no service in here.

Danny: But it’s ringing.

April: You know what I mean. If I pick it up, we’re just gonna get cut off.

Dominic: If you’re not answering ‘cause it’s Leo, this only makes it weirder.

April: I don’t know who’s calling.

Danny: What if it’s an emergency?

Dominic: What if your identity was stolen?

Danny: What if your whole family was abducted by kidnappers who gave them one phone call before they were all buried alive and they picked you, but you didn’t even answer your phone? Your whole family’s dead.

【訳】

エイプリル「おはよう」

ダニー「いい着信音だね。早く出なよ」

エイプリル「電波がないし」

ダニー「でも鳴ってるよ」

エイプリル「わかるでしょ。とったらどうぜ切れるんだから」

ドミニク「レオからだから取らないの? それしかないか」

エイプリル「誰からか知らない」

ダニー「緊急だったら?」

ドミニク「個人情報が漏れた?」

ダニー「家族が誘拐されて、殺す前に一度だけかけてきたのかもしれないけど、それでも出なかったらどうするの? 家族みんな死んじゃうよ!」

 

ring tone は、着信音です。

 

電話に出るというときは answer あるいは get を使います。例えば、電話が鳴っている(ringing)とき、僕が電話に出るよというのは、I’ll answer it. あるいは I’ll get it. と言えばいいですね。

 

There’s no service で携帯電話の電波がないという意味です。電波がないというときには、I have no reception. と言うときもあります。電波が悪いときは bad reception です。

 

You know what I mean. はよく使われている表現で、私の言っていることがわかるでしょう、という意味です。主に仲のいい人や目下の相手に使う言葉で、目上に人には使いません。

 

this only makes it weirder は、直訳すると、これだけがそれをおかしくするということで、ここではレオだからそうなんでしょう、という意味です。

 

What if が続けて使われていますが、これは「もし~だったらどうするの?」と心配する表現です。

 

ちょっとしたシーンの会話も楽しいのがこのドラマの魅力でもありますね。

そして、字幕ではなく英語の方を聞いて意味を理解すると、さらに会話の楽しさが倍増すると思います。