英語で会話をする際、一生懸命に伝えようとするとジェスチャーも大きくなります。
英語は国際語でもあるので、英語圏の人たちばかりでなく様々な国の人と交流する機会も増えていきます。
その際、一部のジェスチャーは国によって逆の意味になることもありますので、注意すべきものはできるだけ覚えておきましょう。
親指を立てるポーズ
よく、OKとかGOODという意味で親指を立てますね。
アメリカなどでは問題ありませんが、イランでは喧嘩を売るポーズです。
また、中東や西アフリカ、あるいは南米では、お前の肛門に指を突っ込んでやるぞという下品な意味です。
OKのポーズ
親指と人さ指をくっつけて丸をつくってOKのポーズをすることがあります。
これは、ブラジルでは男性に向けると肛門の意味、女性に向けると女性器の意味になってしまいます。
また、フランスではゼロを意味して侮辱する表現になってしまいます。
近きに来てほしいときの手招き
手のひらを下に向けておいでとするポーズは、アメリカではあっちへ行けという意味になります。
アメリカでは手のひらを受けに向けてカモンという仕草をします。
同じポーズでも意味が真逆ですね。
写真をとるときのピースサイン
日本では写真をとるときや人への気軽なサインとして、人差し指と中指を立てるピースサインをします。
しかし、ギリシャでは犯罪者を侮辱するサインになってしまいます。
また、手のひらを体側に向ける裏ピースサインは、イギリスやオーストラリアなどでは相手を挑発するサインとなって喧嘩を売ることになってしまいます。
自分の顔を人差し指で指す
私のことですか?と聞くときに、日本では自分の顔を人差し指で指すことがあります。
しかし、これは海外ではあまり通じないようです。
一般的には自分の胸を指さすか、あるは胸に手を当てます。
ストップのジェスチャー
相手に止まってほしいとき、あるいはもうこれ以上要りませんというとき、日本では手の平を相手に向けて、ストップという意思表示をします。
ところが、ギリシャではこれが、お前の顔に糞を塗り付けるという意味の侮辱となります。
頭を撫でる
子供の頭を撫でて、いい子だねと言うことはよくありますが、イスラム圏、あるいはタイ、ラオス、スリランカなどの仏教国では、子供の頭を撫でてはいけません。
頭はとても神聖な場所とされているためです。
ここに記載したもの以外にも、文化によってジェスチャーの意味が異なります。
もし知らずに万が一誤解されてしまった場合には、本来伝えたかった意図をきちんと伝えて非礼をお詫びした方がいいこともあります。
逆に、外国の人が日本に来て不明なジェスチャーをしているときには、何か意味があるのかもしれませんので聞いてみると新たな発見があるかもしれませんね。
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